2月の最終の3連休は、2回にわたって花粉症と砂糖について無料 Zoomをさせていただきました。たくさんの方にご参加いただき、「花粉症」というテーマの関心の高さを感じました。ここでは簡単にお話ししたことのサマリー(要約)とご感想をシェアしていきたいと思います。
<目次>
家族のアレルギー遍歴
まず家族のアレルギー遍歴についてお話ししました。我が家はご覧の通りアレルギー一家でしたが、2024年3月2日よりし砂糖を摂らない生活(シュガーファスティング)を初めて、ほぼそのすべての症状が緩和、消失していきました。中でも驚いたのは、「花粉症」で数日でその症状が大きく緩和していき、メガネをして外出していた長男は「花粉症メガネ不要」にまで出世したのです。
それだけではありません。夫の花粉症、喘息も落ち着き、肌も17年一緒におりますが、過去一落ち着いている状態です。また次男の喘息の発作は2023年までは「夜間救急」にお世話になる程でしたが、砂糖をやめてから1度も危険な発作は起こしておりません。

私たちだけなのか?他の皆さんはどうなの?
我が家だけなのかな?不思議に思い、書籍をあたっていると「糖尿病」という切り口ではありますが「糖質制限」を勧めている病棟では実に8割ほどの患者さんの花粉症が大きく改善しているという記載がありました。私は、我が家の体感とこのデータに基づいて「シュガーファスティング」は「アレルギーを緩和する」と結論付ました。そうして、2024年3月から今日までの1年間を通して図書館に足繁く通い、砂糖を摂らないことがなぜ、アレルギー症状を緩和するのか、実に50冊以上の本を読んで、体感と理論のすり合わせを行いました。

糖質制限が花粉症を緩和する理由
ご参加いただいた方のご感想
簡単にご説明すると、花粉症が緩和した理由は
(1)血糖値の安定化による副腎披露の回復
砂糖をやめると高血糖、低血糖の乱高下を繰り返していた血液の状態が安定してきます。そうすると突然甘いものが食べたいという衝動が起きなくなってきます。それにより、膵臓、副腎、肝臓という様々な臓器が休まります。中でも副腎は、「ストレス」「アレルギー」に対応する重要な役割を担っており、そうした本来の役割に徹することができたのではないかと、推察しております(参考書籍:「アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!」青春出版社)
(2)自律神経の安定化による消化機能の改善
砂糖をやめるととにかく「深い眠り」がついてきます。授乳中や夜泣きを経て、深い睡眠を忘れる頃、なぜか真夜中に起きるという体質が定着してしまった私。子どもが小学校に行き始めても夜中に1度や2度起きたり、早朝3時や4時などに目が覚めることが多々ありました。しかし、砂糖をやめて2−3週間すると、ぐっすり、本当にぐっすり眠れるようになりました。これにはあらゆる要因が想定されますが、ひとつに、砂糖をやめたことによる自律神経の安定化があると感じています。またそれに伴い、消化機能が大幅に改善し、食事や運動の内容は大きく変えなくても悩みであった便秘が大幅に改善されました。

(3)消化機能改善による免疫機能の改善
そして消化器官が改善したことにより、免疫機能が大きく改善し、自然免疫が強化され、、獲得免疫の誤作動率の低下などがおきたと推察しています。(ロジックについては長文になりますので割愛させていただきます)花粉症やアトピーというのは、本来、最近やウィルスに対して反応すべき「免疫が誤作動」を起こししたことで発症する、本来起こるべきではない「炎症反応」です。シュガーファスティングで免疫機能が改善しこれらの誤作動が起きにくくなったと判断しています。(参考書籍:「花粉症は1週間で治る!」さくら舎・「花粉症は1日で治る」自由国民社)
この3点が働き、花粉症ほか、多くのアレルギーが緩和したと考えています。無料Zoomではこれらの仕組みについて図解をしながら1時間かけてご説明させていただきました。
1人でも多くの人に届きますように。
人類はこの地球に降り立って以来200万年、「精製された糖」「精製された糖質」とは無縁の生活を送ってきました。それがこの1万年ほどで精製された糖質、さらにこの数百年前から糖を摂取するようになり、近代は「飽食の時代」がやってきました。好きなものを好きなだけ食べる時代。一方で西洋医学では治せない自己免疫疾患の患者はアトピーや花粉症など軽症の人も含めると、日本では人口の4割に達すると言われています。昔と比べて、生活は豊かになったはずなのに、心から快適な日々を送れない、そんな人が毎年増えているのです。私はひょんなことから砂糖をやめて今日、2025年3月2日で、一年がたとうとしていますが、少しでも多くの方に、1人でも多くの方に、シュガーファスティングの素晴らしさをこのサイトを通じても届けていきたいと感じています。